ニュージーランドは人口およそ4,693,000人ほどで、オーストラリアと対になっている美しい島国です。
のどかな牧草地で、牛や羊がのんびり草を食んでいるおだやかな光景がみられるニュージーランドには、現在2ヶ所の世界自然遺産と唯一の世界複合遺産の合計3ヶ所の世界遺産が登録されています。
一年を通しておだやかな気候で、人々も優しく朗らかだということで世界中から人気の留学スポットなどになっているニュージーランドなのですが、それに加えてさらに、素晴らしい世界遺産だってあるんですね!
ここでは、ニュージーランドにある世界自然遺産2ヶ所と世界複合遺産1カ所についてご紹介します。
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ニュージーランドにある壮麗な世界自然遺産2ヶ所とは?
九世紀になると、ポリネシア人の人々が今のニュージーランドの大地を開拓しました!
そんなバイタリティあふれる彼らの偉大なる子孫の方々は、ニュージーランドの先住民であるマオリの人々として生活しています。
先住民のスピリットがいまも強く大地で生きているニュージーランドには、それはそれは素晴らしい偉大な自然が満ち溢れているのです。
大げさなどではなく、本当に感嘆する美しい自然があるんです♪
そして、そういったニュージーランドの大自然のうち、現在2ヶ所の世界自然遺産が認められています。
1.テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランド
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テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランドは、マオリの人々のマオリ語でグリーンストーン(翡翠)の産地という意味があります。大地を美しい宝石に例えて形容するなんて、とても素敵ですね。
そして、テ・ワヒポウナムには、偉大なサザン・アルプス山脈が位置しています。
サザン・アルプスには、標高3724mもの高さを誇るクック山などが含まれています!
またフィヨルドやミルフォード・サウンドなどの非常に険しくも美しい自然が広がり、テ・ワヒポウナムへの注目は世界から集まります。
テ・ワヒポウナムだけの固有の種や、ある一定の季節にしか姿が確認されていない非常に興味深く希少な生命も存在しています。
また、世界的に見ても、一二を争うくらい雨量の多い地域としても有名で、その自然のバイタリティと独自の湿気とが合わさってパワフルなジャングルが存在しています!
素晴らしい大自然を肌身で感じながら、かつてニュージーランドを開拓したマオリの人々が見た壮麗な光景を見て過ごして見たいものですね。
テ・ワヒポウナムは、その素晴らしさが認められ、1990年に世界文化遺産に登録されました。
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2.ニュージーランドの亜南極諸島
ニュージーランドの亜南極諸島は、吠える40度と呼ばれる、非常に荒々しく激しく安定しない天候に包まれる地域に位置しています。
とても豊富な種類の生命体が、この吠える40度の過酷さに負けることなく繁殖&生息しています!
こういった素晴らしい生命の環境を厳しく守るために、このニュージーランドの亜南極諸島への一般人の立ち入りはできません。
スネアーズ諸島、アンティポデス諸島、オークランド諸島、バウンティ諸島、キャンベル島から成っており、1998年に世界遺産に登録されました。
ニュージーランドにある唯一の世界複合遺産とは?
先ほどもご紹介させていただいたように、マオリの人々の力強いスピリットと、バイタリティあふれる大自然とが存在するニュージーランドには、世界複合遺産があります。
文化と大自然の両方の素晴らしさを兼ね備えたニュージーランドの世界複合遺産とは、果たしてどんな場所なのでしょうか。
とってもわくわくしてきますね♪
1.トンガリロ国立公園
トンガリロ国立公園は、ニュージーランドで初めて国立公園となった素晴らしい場所です!
トンガリロ国立公園には、公園内で最高峰となるルアペフ山(標高2,797 m)と、ナウルホエ山(標高2,291 m)や、トンガリロ山(標高1,967 m)といった聖なる火山が抱かれています!
トンガリロ山には、エメラルド色に輝く火山湖があってとても幻想的な景色を見ることができるため、この景色を求めて多くの観光客が訪れています。
総面積はおよそ795km2で、マオリの人々にとってとても神聖な信仰の対象でもある山です。
スキーなども楽しめることで有名で、トンガリロ国立公園はニュージーランドが誇る世界遺産です。
ニュージーランドにある世界遺産3ヶ所まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はニュージーランドにある世界遺産3ヶ所についてご紹介させていただきました。
いまこそおだやかでのどかな雰囲気あふれるニュージーランドですが、その歴史と文化に注目して見ると、人々のとても熱い思いや、大地の力強さがフツフツと生きている国だということがわかりますね!
ニュージーランドに行った際にはぜひ世界遺産へと足を運んで見てはいかがでしょうか?