フランスといえば、豊かな愛、美しい芸術、美食、ワイン…挙げればキリのないほど素晴らしい文化のある国ですね。
現在、そんなフランスには42ヶ所の世界遺産が存在しています!
フランスにある世界遺産というからには、きっと想像を上回る美しさなのでしょうね♪
ではさっそく、これから皆様にフランスの世界遺産をご紹介していくことにしましょう。
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フランスにある美しい世界文化遺産38ヶ所とは?
豊かな文化と、様々な国々との国交を通して、フランスには素晴らしい世界文化遺産が数多く遺されました。
現在、フランスには38ヶ所もの美しい世界文化遺産が登録されています。
これから具体的に、フランスにある美しい世界文化遺産38ヶ所を見て行きましょう!
1.モン・サン・ミシェルとその湾
モン・サン・ミシェルとその湾は、美しきサン・マロ湾に浮かんでいる神聖な世界遺産です。
カトリック教徒の有名な巡礼地のひとつであり、「西洋の驚異」とも称され、1979年に世界遺産に登録されました。
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建造物はゴシック様式が主となっているのですが、内観ではさまざまな中世の建築方式が混ざり合って構成されているため、モン・サン・ミシェルという建造物ひとつで、見所たっぷりなのですよ!
2.シャルトル大聖堂
シャルトル大聖堂はフランスの首都であるパリからおよそ87kmほど離れた都市、シャルトルに存在しています。
シャルトル大聖堂はフランス国内において最も美しいゴシック建築と考えられているほどに麗しく神聖な大聖堂です!
1979年にユネスコの世界遺産に登録されて以来、フランスの有名な観光スポットとして知られています。
特にこの大聖堂には、息を呑むほど芸術的で美しきステンドグラスが見られますよ。
シャルトル・ブルーの名で賞賛されるシャルトル大聖堂独自の色彩は非常に美しく、訪れるすべての人々の心を感動させること間違いありません。
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3.ヴェルサイユの宮殿と庭園
ヴェルサイユの宮殿と庭園は1682年ころにフランス王ルイ14世によって建設されたフランスの代表的な素晴らしい宮殿と庭園です。
主な設計はマンサールとル・ブランという人物によって手がけられました。そして庭園はアンドレ・ル・ノートルによって造営され、ヴェルサイユの宮殿はバロック建築の代表作な遺跡です。
日本でもアニメや漫画の題材としてよく取り上げられ、多くの人がその麗しく高貴な生活内容に憧れるベルサイユの舞台ですが、実はアニメの世界だけの話なんかではなく、実際に華麗な貴族たちが住まい、遊び、そしてさまざまなマナーを得ていたと言われているのです。
この上なく贅の限りを尽くされたかのような豪華絢爛な住まいで、高貴で美しい貴族たちが生活していたと考えると、もうロマンが止まりませんね。
いまやヴェルサイユの宮殿と庭園を一目見ようと、世界各国からさまざまな観光客が訪れ、その総数なんと年間600万人以上に上るというから驚きです。
多くの人が夢見て憧れるベルサイユの舞台には、かつて見たこともないほど美しい光が差し込んでいることでしょう。
4.ヴェズレーの教会と丘
ヴェズレーの教会と丘は、歴史的にも重要なフランスの町ヴェズレーの中心的な丘の上にある教会のことです。
ヴェズレーの教会と丘は、861年にヴェズレーの丘の上にベネディクト会士たちによって設置されました。
1979年に世界文化遺産として登録されたのち、2007年にその範囲は拡大されています。
5.ヴェゼール渓谷の先史的景観と装飾洞窟群
ヴェゼール渓谷の先史的景観と装飾洞窟群は、とても重要性の高い先史時代の遺跡です!
ヴェゼール渓谷からモンティニャックにかけておよそ40kmにわたって広がっています。
ヴェゼール渓谷の先史的景観と装飾洞窟群には、保存状態のいい壁画があるラスコーの洞窟なども含まれており、ヨーロッパの先史時代の遺跡としてかなり貴重な場所として知られています。
ヴェゼール渓谷の先史的景観と装飾洞窟群は、1979年に世界遺産に登録されました。
6.フォンテーヌブローの宮殿と庭園
フォンテーヌブローの宮殿と庭園は、イタリアから取り入れたマニエリスム様式を導入されていて、さらにそれをフランス風にアレンジされた独特な美しさがあります。
また、こうした様式をこの宮殿にちなんで「フォンテーヌブロー様式」とされています。
フランスの首都パリから南東方向の、セーヌ=エ=マルヌ県に位置しており、フォンテーヌブローの宮殿と庭園はフランスで最も大きな宮殿として偉大な存在感を放っております。
フォンテーヌブローの宮殿と庭園は、1981年に世界遺産に登録されました。
7.アミアン大聖堂
アミアン大聖堂とは、フランスの北部にある都市アミアンにあるカトリック教会の有名なノートルダム大聖堂のことです。
伝統的なゴシック様式の美しき建造物に、落ち着た深みのある青が用いられている外観はとても芸術的で世界の人々から賞賛されています。
全長145メートルほどで、ヴォールト天井の頂点までの高さはおよそ42.3メートルというフランス国内最大規模の巨大な聖堂です。1981年にユネスコ世界遺産に登録されました。
「アミアンにおける我らが貴婦人(聖母マリア)の大聖堂」という意味があり、とても神聖な大聖堂です。
8.オランジュのローマ劇場とその周辺及び「凱旋門」
オランジュのローマ劇場とその周辺及び「凱旋門」は、南フランスヴォクリューズ県のオランジュという街に存在しています。
オランジュのローマ劇場という、立派で美しい遺跡などが特に有名で、保存状態もとてもいいことで知られています。
かつて美しきこの町の、美しきこの劇場で多くの人々が集ったのだろうかと思うとロマンを感じますね。
9.アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群
アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群は、古代ローマ時代にフランスのプロヴァンス地方で栄えた大都市の素晴らしい遺跡です。
ローマ時代の遺跡・遺構7件とロマネスク期の教会1件がアルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群の構成資産として登録されています。
1世紀末頃に建造された古代ローマ時代の円形劇場や、コンスタンティヌス1世の時代に建設されたコンスタンティヌスの公衆浴場などを見ることができます。
アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群は、その古代ローマ時代の遺跡などの時代背景や貴重さが評価されて1981年に世界文化遺産に登録されました。
10.フォントネーのシトー会修道院
フォントネーのシトー会修道院は、ブルゴーニュ地方のコート=ドール県モンバール市内にある修道院のことです。
サン=ベルナール渓谷とフォントネー川の合流する場所にあたる森の中でひっそりとたたずんでいる最古のシトー会修道院で、素朴ながらも優雅で歴史ある場所です。
1118年に、クレルヴォーのベルナルドゥスによって設立され、現在は観光客へ公開されています。
フォントネーのシトー会修道院は1981年に世界文化遺産に登録されました。
11.サラン=レ=バンの大製塩所からアル=ケ=スナンの王立製塩所までの煎熬塩の生産
サラン=レ=バンの大製塩所からアル=ケ=スナンの王立製塩所までの煎熬塩の生産は、フランス経済史を語る上で欠かせない、塩産業の貴重な遺跡のことです。
サラン=レ=バンの大製塩所とアル=ケ=スナンの王立製塩所の2つの遺跡が登録されています。
サラン=レ=バンの大製塩所からアル=ケ=スナンの王立製塩所までの煎熬塩の生産は、1982年に世界遺産に登録されています。
12.ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場
ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場は、フランスのロレーヌ地方に存在する歴史ある3つの広場のことです。
いずれの広場にも、それぞれの美しさがあり、優雅な雰囲気の中にカフェなどの店舗が点在していてフランスの人々の美しい憩いの時間を作っているのです。
美しきナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場は、1983年に世界遺産に登録されています。
13.サン=サヴァン・シュル・ガルタンプ修道院付属教会
サン=サヴァン・シュル・ガルタンプ修道院付属教会は、フランスのヴィエンヌ県の都市であるサン=サヴァンに存在しています。
正確な設立時期は明確になっておらず、保存状態の良好なロマネスク期の壁画が36点も残されていることで有名な修道院付属教会です。
この教会はロマネスク期の教会の規則どおりに、ラテン十字型に設計されているという特徴があります。
1983年にサン=サヴァン・シュル・ガルタンプ教会名で登録され、2006年に現在の登録名になりました。
14.ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)
ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)は、フランスの南部にあるガール県のガルドン川に架かる美しき水道橋です。
ユゼスからニーム間の水を運ぶための水路の途中に存在していて、古代ローマ時代の紀元前19年頃にアウグストゥス帝の腹心であるアグリッパの命令で架けられたと伝えられています。
上層になるにつれて小さくなる三層のアーチがとても芸術的なデザインですね。
また、ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)は夜になるとライトアップされて、昼とは違った表情を見せてくれます。
15.ストラスブールのグラン・ディル
ストラスブールのグラン・ディルは、ドイツと隣接して存在している歴史ある街並みのことです。
ただ歩くだけでも十分に美しい街並みを堪能できるのですが、さらに大聖堂広場やクレベール広場、ルーヴル・ノートル=ダム博物館などの見所もたっぷりあります。
ストラスブールのグラン・ディルは、1988年に世界遺産に登録されました。
16.パリのセーヌ河岸
パリのセーヌ河岸は、フランスの中心地、首都であるパリを流れる優雅な川です。
セーヌ川の周辺に、フランスの素晴らしい観光スポットがぎゅぎゅっと集まっていて、とても観光しやすい土地になっています。
今も昔も、パリを訪れる人々の心に寄り添って流れている美しい川というわけですね。
17.ランスのノートルダム大聖堂、サン=レミ旧大修道院、トー宮殿
ランスのノートルダム大聖堂、サン=レミ旧大修道院、トー宮殿は、かつてフランク王国のクロヴィスが洗礼を受けたとされることにちなんで、歴代のフランス王たちの戴冠式が挙行されてきた、とても価値の高い立派な大聖堂です。現存しているゴシック様式の大聖堂は、13世紀以降のものです。
ランスのノートルダム大聖堂、サン=レミ旧大修道院、トー宮殿は、1991年に世界文化遺産として登録されました。
18.ブールジュ大聖堂
ブールジュ大聖堂は、フランスにおけるゴシック美術の最高傑作とも言われているほどの圧巻の美しさを誇っています!
他のどんなゴシック様式の建造物とも異なった独創的なデザインと、伝統的なつくりとが融合した素晴らしい外観ですね。
また、この建造物の迫力と、偉大さから当時のフランスでキリスト教がいかに強大な権力を持っていたのかを読み取ることもできます。
この素晴らしい傑作は1992年にブールジュ大聖堂の名で、見事世界遺産に登録を果たしました。
19.アヴィニョン歴史地区:教皇庁、大司教座総体およびアヴィニョン橋
アヴィニョン歴史地区:教皇庁、大司教座総体およびアヴィニョン橋は、南フランスの都市アヴィニョンの景観のうち教皇宮殿とその周辺、すなわちプチ・パレ(小宮殿)、ノートルダム・デ・ドン大聖堂、アヴィニョン橋、一部の城壁などを対象として登録された地域です。
ノートルダム・デ・ドン大聖堂やサン・ベネゼ橋など、有名な見所もたくさんありますよ!
20.ミディ運河
ミディ運河は、フランスの人々に愛されている長さおよそ360 km に及ぶ運河です。
季節折々、穏やかで美しい景観を織りなして人々の心を豊かにしてくれています。
また、鉄道ができるまでは、フランスの重要な輸送ルートとして用いられていた川でした。
この豊かなミディ運河は、1996年に世界文化遺産として登録されています。
21.リヨン歴史地区
リヨン歴史地区は、フランスの南東部のリヨン市内西部に位置する美しき町並みです。
ソーヌ川沿いにあり、石畳の街並みの残る旧市街などを歩くととても趣深い遺跡に出会えたりします♪
統一感のある歴史的な街並みがまるで絵葉書に描かれた美しい絵画かのようです。
ベルクール広場や、フルヴィエールの丘などの観光スポットも満載ですよ!
リヨン歴史地区は、1998年に世界文化遺産に登録を果たしました。
22.歴史的城塞都市カルカソンヌ
歴史的城塞都市カルカソンヌは、フランス南西部の都市カルカソンヌのうち、城壁に囲まれた部分が世界遺産に登録されたものです。
街や都市が現在でも城壁に囲まれている光景は、日本では見られないのでとても幻想的な美しさを感じますね。
歴史的城塞都市カルカソンヌは、1997年に世界文化遺産に登録されました。
23.フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路は、フランスとスペインとを走る長く神聖な巡礼路です。
フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路は、スペインの世界遺産として登録されているサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路とは、別件として登録されています。
雄大なるピレネー山脈を越えサンティアゴ・デ・コンポステーラへと向かう巡礼路は多くの人々が歩んだ道だと思うと、熱いものがこみあがりますね。
24.ベルギーとフランスの鐘楼群
ベルギーとフランスの鐘楼群は、ベルギーとフランスに登録されている素晴らしい世界遺産です。
鐘楼(しょうろう)というのは、伝統的な方法で鐘の音を響かせ、人々に時を告げる施設のことです!
両国合わせて56の鐘楼が登録されており、ダンケルクの市庁舎、ロス市庁舎の鐘楼、グラヴリーヌの鐘楼などの美しい鐘楼も含まれています。
25.サン・テミリオン地域
サン・テミリオン地域は、中世から最高に美味しいワイン醸造が行われてきた街並みです。
主に8つの市町村から構成されており、中世の伝統的な街並みがそのまま人々の生活といっしょに息づいているすてきな場所です。
サン・テミリオン地域は、1999年に世界文化遺産に登録されました。
26.シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷
シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷は、ロワール川流域に広がる麗しく雄大な渓谷のことです。
数々の名城が現存していることから「フランスの庭園」と呼ばれ愛されています。
確かに、ざっと数えただけでもこの地域には二十以上もの素晴らしい城が建っており、ふと、そこらへんをお姫様がお散歩してたりしないかな?と想像を膨らませてしまうような素敵な場所です。
27.中世市場都市プロヴァン
中世市場都市プロヴァンは、フランスのセーヌ=エ=マルヌ県にある有名な都市のことです。
歴史ある都市で、バラの花の栽培が盛んです。バラの花を栽培しながら障害を過ごせるなんて、プロヴァンの人々はとても優雅な時を過ごしているのですね♪
薔薇の花びらからこさえたジャムや、薔薇のはちみつ・シロップ漬け、あるいは薔薇のキャンディーなどは昔ながらの特産品として大変人気です!
バラのジャムなんて、とっても贅沢ですてきでしょうね。プロヴァンに訪れた際には、ぜひご賞味ください。
28.オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル
オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴルは、第二次世界大戦の渦中、甚大な被害を被った歴史ある貴重な都市です。
戦争終結を迎えると、ベルギー出身の凄腕の建築家オーギュスト・ペレによって都市再建計画が始まり、20年もの歳月をかけてル・アーヴルはコンクリート造りの新しい建築群を持つ近代都市に生まれ変わりました。
オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴルは、2005年に世界遺産に登録を果たしています。
29.月の港ボルドー
月の港ボルドーは、古くから港町として栄えてきた麗しく、そしてたくましい地域です。
月の港とは、なんともロマンチックな名称ですよね。もともとは、ボルドー市内で三日月形に湾曲しているガロンヌ川に沿って発達したことに因んで、そう呼ばれるようになったのです。
月の港ボルドーにはトゥルニー通りやピエール橋、サン=ミシェル大聖堂などの素晴らしい名所がたくさんありますよ。
30.ヴォーバンの防衛施設群
ヴォーバンの防衛施設群は、築城の名手としてその名をとどろかせたヴォーバンに手がけられた素晴らしい遺跡です。
フランス国王が、かつて数々の国からの侵略に悩まされたフランス国家を守るためにヴォーバンに建設を命じたことでこの素晴らしい城塞ができました。
ヴォーバンの防衛施設群は、2008年に世界遺産に登録されています。
31.アルビの司教都市
アルビの司教都市は、フランスのタルヌ県の都市であるアルビに残る中世の建造物群が世界遺産に登録されているものです。
ベルビ宮殿、サント=セシル大聖堂、サン=サルヴィ参事会聖堂などの歴史的建造物と、マドレーヌ地区を含むタルヌ川右岸の歴史的な都市景観(ポン・ヴィユーを含む)の主な2つの構成資産から成っています。
アルビの司教都市は、2010年にユネスコによって世界文化遺産に登録されました。
32.コースとセヴェンヌの地中海農牧業の文化的景観
コースとセヴェンヌの地中海農牧業の文化的景観は、フランス南部のコース地方とセヴェンヌ山脈に包まれて存在しているのどかで美しき農業景観のことです。
この素敵な場所では、中世以来の伝統的な牧畜が現在でも営まれいるほか、ロックフォール・チーズなどの産地としても知られています。
コースとセヴェンヌの地中海農牧業の文化的景観は、2011年に世界文化遺産として登録されました。
33.アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群
アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群は、高床式住居の一種である杭上住居が、紀元前5000年頃から前500年頃にかけてアルプス山脈周辺に築かれたものです。
スイス・イタリア・ドイツ・フランス・オーストリア・スロベニアの6カ国に対象となる遺跡が存在している大規模な遺跡です。
34.ノール=パ・ド・カレーの鉱業盆地
ノール=パ・ド・カレーの鉱業盆地は、とても大規模な石炭の採掘場の遺跡です。
地下に広がる豊かな鉱脈は、フランスの産業・工業をおよそ3世紀ほどに渡って支えました。
ノール=パ・ド・カレーの鉱業盆地は、そのような文化的背景が認められて、2012年に世界文化遺産に登録されています。
35.ショーヴェ=ポン・ダルク洞窟とも呼ばれるアルデシュ県ポン・ダルクの装飾洞窟
ショーヴェ=ポン・ダルク洞窟とも呼ばれるアルデシュ県ポン・ダルクの装飾洞窟は、ショーヴェ洞窟に現存している人類最古の洞窟壁画が世界遺産に登録されたものです。
なんと、いまから約3万2000年前の古代人が遺した壁画だというから驚きです。
ショーヴェ=ポン・ダルク洞窟とも呼ばれるアルデシュ県ポン・ダルクの装飾洞窟は、2014年に、ついに世界文化遺産として登録を果たしました。
36.ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ
ブルゴーニュのブドウ畑のクリマは、コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌの丘陵地にある素晴らしいブドウ栽培地域です。
フランスといえば、文句なしの絶品ワインが生まれる聖地として知られていますが、まさにこの場所でも素晴らしいワインが生まれ続けているんですよ♪
ブルゴーニュのブドウ畑のクリマは2015年に世界文化遺産として登録されました。
37.シャンパーニュの丘陵・家屋・地下貯蔵庫群
シャンパーニュの丘陵・家屋・地下貯蔵庫群は、17世紀初頭から19世紀の工業化の時期にかけて、スパークリングワインの生産方法を発展させた素晴らしい場所なのです!
つまり、シャンパーニュの丘陵・家屋・地下貯蔵庫群がなかったら世界に美味しいスパークリングワインは生まれなかったということですから、その有り難みがわかります。
シャンパーニュの丘陵・家屋・地下貯蔵庫群は2015年に世界文化遺産として登録されました。
38.ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献
ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献は、20世紀の近代建築運動において多大な影響を及ぼした人物であるル・コルビュジエの作品群のことです。
ドイツ・アルゼンチン・ベルギー・フランス・インド・日本・スイスの7カ国に構成資産が登録されています。
フランスにある素敵な世界自然遺産3ヶ所とは?
フランスには、山あり、海あり、川ありと豊かな自然環境が広がっています。
そんなフランスには素晴らしい世界自然遺産が3ヶ所認められてるのですよ!
次にご紹介しますのは、フランスにある3ヶ所の世界自然遺産です。
1.ピアナのカランケ、ジロラータ湾、スカンドーラ自然保護区を含むポルト湾
ピアナのカランケ、ジロラータ湾、スカンドーラ自然保護区を含むポルト湾は、フランスのコルシカ島西部のカルヴィとアジャクシオの間にある湾です。
幻想的な光景を生み出している独特な奇岩群が有名で、多くの観光客を惹きつけています。
ピアナのカランケ、ジロラータ湾、スカンドーラ自然保護区を含むポルト湾は1983年に世界遺産に登録されました。
2.ニューカレドニアのラグーン:サンゴ礁の多様性と関連する生態系
ニューカレドニアのラグーン:サンゴ礁の多様性と関連する生態系は、南太平洋に存在する楽園、ニューカレドニアのバリアリーフです。
あの、オーストラリアのグレートバリアリーフに次いで世界二位の規模を誇ります。
総面積およそ15,743 km2で、様々な生命体に恵まれると同時に人々の心を惹きつけてやまない美しい光景を魅せてくれています。
極上のオーシャンブルーに、何者にも汚されていない純白の砂浜が人々の心を爽やかにしてくれますよ。
3.レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群
レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群は、その名の通り偉大で素晴らしい絶壁などの自然環境が見られます。
2007年に設定されたレユニオン国立公園の中心部分に該当しており、約300万年前に大きな火山活動によって島が誕生しました。
10,5838 haもの面積を誇り、2010年にフランスの3つ目の世界自然遺産として登録されました。
フランスにある優雅な唯一の世界複合遺産とは?
フランスには、とっても偉大で優雅な世界複合遺産がひとつ認められています!
フランスの優雅な文化と美しい自然とがおり混ざった世界複合遺産は、さぞ素晴らしいでしょうね♪
一体、フランスに存在しているのはどのような世界複合遺産なのでしょうか?
1.ピレネー山脈のモン・ペルデュ
ピレネー山脈のモン・ペルデュ(またはモンテ・ペルディード)は、豊かなピレネー山脈の中央部に存在している偉大な山です。モン・ペルデュの山頂はスペイン・アラゴン州ウエスカ県北部に存在していて、山体はスペインとフランスにまたがっている偉大な山です。
標高およそ3,352 mで、雪帽子をかぶった険しい岩肌が特徴的な高山です!
登山の際は、大体の場合はスペイン側から登るのが主流となっており、1918年にはスペイン政府によって21km2の範囲をオルデサ・イ・モンテ・ペルディード国立公園として定められています。
モン・ペルデュは、1997年に世界遺産として登録されました。
フランスにある世界遺産42ヶ所まとめ
楽しんでいただけましたでしょうか。
さすがは芸術の国と呼ばれるフランスでしたね。
フランスにある42ヶ所の世界遺産はどれも本当に素晴らしいものでした。
ぜひ、実際に訪れてその美しさを目の当たりにしたいものですよね!