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魅力あふれる島国!台湾の世界遺産候補地18ヶ所まとめ 世界遺産台湾

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魅力あふれる島国!台湾の世界遺産候補地18ヶ所まとめ 世界遺産台湾

日本の首都・東京から飛行機でわずか三時間半ほどの場所に、魅力あふれる島国「台湾」はあります。

台湾の人々と日本の人々は、古くからとても深いつながりを持って歴史を紡いできました。

ですから日本と台湾は互いに欠かせない存在として認め合ってきた親善国同士といえます。

台湾は面積で言えば、日本の九州地方ほどの島国であり、北部と南部ではまた異なる土地柄も感じられる国です!

南国台湾の明るく親切なお国柄と、独自の食文化などが注目を呼んで近年では大人気観光スポットとなっていますよね♪

そんな魅力がギュッと詰まった台湾なのですが、実は世界遺産はまだひとつも登録されていないということをご存知でしょうか?

世界遺産の登録を担う団体・ユネスコは、正式には国連が取りまとめている組織なのですが、その国連が、現時点では台湾のことを正式に国家として認めていないという事実があるのです。

そのため、この先も、国連が台湾を国家と認めなければ、ユネスコが台湾にある数々の素晴らしい遺産を「世界遺産」の仲間に入れることはまずないでしょう。

いくら世界的情勢に関わる話だとしても、美しい遺産が公に認められないのはちょっぴり悲しいことですね。

しかし、世界遺産として認定されていないというだけで、実際は台湾には、世界遺産に登録されていてもおかしくはないと言うくらい価値のある遺産が18もあります!

いわば世界遺産候補地となるわけですが、今回はそんな素晴らしい台湾の遺産を、みなさんにぜひとも知っていただきたいです。

それでは、台湾にある世界遺産候補地18ヶ所をご紹介させていただきます!

 

台湾の素晴らしい世界遺産候補地18ヶ所まとめ

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世界的に、独自の美しい文化と歴史を評価されている我らが日本でさえ、全国各地すべて併せて世界遺産登録総数は19です。

だというのに、日本の九州ほどの面積しかない島国・台湾にはすでに18もの世界遺産候補地があるというから驚かずにはいられません!

まさに、台湾は価値ある遺産が凝縮した素晴らしい国だということがわかります。

それでは具体的に、台湾にある世界遺産候補地18ヶ所を見ていきましょう。

 

1.台湾鉄道旧山線

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台湾の旧山線(きゅうざんせん)は、台湾の苗栗県にある三義駅を始発駅とし、台中市の豊原北駅へと走っていた鉄道です。

かつて台湾西部を走る主要な線のひとつでしたが、あまりにも険しい道や急なカーブが多い線だったがために、1998年に廃線となってしまいました。

しかし、旧山線は、自然豊かな森林や古くから存在する趣ある建造物が点在する線であり、その中を魅力的な蒸気機関車が走り抜ける景色は非常に素晴らしいものであるとして多くの人々に愛されてきました。

特に、旧山線の景観の一つである、1908年ころに設立されたレンガ造りの鉄道橋の遺跡・龍騰斷橋(りゅうとうだんきょう)は迫力満点で他にはない雰囲気を持つ観光スポットとして人気です。

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かつて立派なアーチ状の鉄道橋だったにも関わらず、どうして写真のように断橋になってしまったのかというと、1935年に起きた台中での大きな地震により酷く破損したからです。

このように、見所たっぷりで他では味わうことのできない趣ある景観に対する人々の思いが通じ、旧山線は2010年に観光のための路線として復活したのです!

というわけで現在は、事前に定められた日時・時刻にだけ、観光客のための運行がされています。

かつての蒸気機関車が黒い煙を吹き上げてパワフルに走る姿はとても勇ましく、貴重な光景ですよね。

日本人の中には、こういった旧山線の風景を見て、不思議とかつての古き良き日本の光景が重なり「懐かしい!」と感じる人も多いのではないでしょうか。

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そして、2010年に観光鉄道化されたばかりということもあって、台湾国内でもいまだ人気沸騰中なわけで、現在は乗車チケットを入手することは非常に困難となっています。

確実にチケットを入手できるようになるには、まだしばらく時間を要するでしょう。詳しくは台湾鉄道局に問い合わせてみることをオススメします。

 

2.蘭嶼島の集落及びその自然景観

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蘭嶼(らんしょ)は、台湾の南東部にある離島です。

蘭嶼から、たった99キロ行った先にはもう、フィリピンの島がありますよ!

島の全周はおよそ40キロメートルほどで、タオ族と呼ばれる民族の人々が生活しています。

島全体が熱帯雨林地域であり、まさに蘭嶼は常夏の南の島ですね。

蘭嶼で生活する人々は主に、のどかな南の島の海や自然と共存し、農業や漁業を生業としています。トビウオがよく捕れることでも有名です!

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タオ族の人々は、チヌリクランという名の独自の伝統的な船を作り出す文化を持っていて、そのチヌリクランの模様はとても美しく魅力的です。

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小さいものはおよそ3メートルほどですが、大きいものにもなると全長7メートルほどにもなり、10人ほど人が乗ることができます。

装飾されていないチヌリクランも存在するのですが、装飾されているチヌリクランは、赤・白・黒で独自の模様が装飾されており、タオ族の普段の漁で用いられます。

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青く美しい海に、このチヌリクランが浮かぶ姿は、きっととても神秘的で特別な光景でしょう!

 

3.阿里山森林鉄道

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阿里山森林鉄道は、台湾の嘉義と阿里山の間を走り受ける鉄道です。

1899年ころ、付近の森林に豊富にあった木材を運搬するための鉄道として開通したのが、現在の阿里山森林鉄道のはじまりでした。

阿里山鉄道の走る区間には、日本人が聞いたら贅沢でしかない、ヒノキの木やバナナの木などが鬱蒼と茂っています。阿里山森林鉄道からは、どことなくいい香りがしそうですね♪

阿里山森林鉄道は、世界三大登山鉄道にも認定されていて、その名のとおり、自然豊かで険しい山道を縫うようにして進んでいく鉄道です。

運行当時から、日本やアメリカの技術を駆使された鉄道なだけあって、現在でも世界中の鉄道ファンから人気を誇る観光スポットとなっているのです。

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阿里山と嘉義との道のりはおよそ3時間30分ほどですが、なにせ険しい山の中なので、緊急停車や、緊急通行止め、区間運休などはよく起こります。訪れる際は時間に余裕を持って行きましょう!

 

4.馬祖の戦地文化

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馬祖は、中国福州の対岸、台湾西北に位置する列島のことです。たくさんの小さな島々から構成されていて、中国文化からもとても強く影響を受けている地域です。

かつて台湾の軍事拠点として知られた場所で有り、1999年までは外国人は一切立ち入り禁止となっていた場所でもあるのです。

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現在の人口はおよそ6000人ほどで、台湾文化とも中国文化とも一概には言えない独特の文化が根付いています。

のどかな島の中のいたるところに軍人の教訓のようなものが点在していたり、物騒な大砲台があったりと、おだやかな中にも軍事文化を強く感じさせる不思議な空間が存在している面白い島でもあります。

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最も栄えているのが南竿で、その次に栄えているのは北竿です。馬祖に観光に行くという人々が訪れているのは、だいたいこの南竿か北竿のどちらかでしょう。

南竿から北竿へは、連絡船で15分ほどの距離なので、馬祖文化についてじっくり学ぶには、南竿と北竿の両島へ行くことをおすすめします。

最も栄えている南竿には、観光客向けのツーリストセンターなどもあって、日本語のガイドビデオが用意されているので、離島だからといって気負う必要はなさそうです。

 

5.金門の戦地文化

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背景にうっすらと中国大陸が見えているほど、中国と近い位置にあるのが、この金門島です。

金門島も、馬祖島と同様に台湾の軍事拠点としての役割をになっていた島なのですが、長らく金門島を侵略しようとした中国からの攻撃を受けていた過酷な時代を乗り越えた歴史があります。

過酷で激しい内戦の最前線に位置していたのが、まさに金門島でした。

なんと、中国は、たった2キロしか離れていない場所から金門島に向かって47万発もの砲撃を放ったのです!想像すらできない、恐ろしい出来事ですね…。

そういった歴史の名残が現在でも色濃く残っていて、島内には、いまだに地雷が埋まっていたり海軍の基地が異様な存在感を放っていたりします。

そういったわけで現在でも、中国から受けた砲撃の砲弾は掘り起こし作業が続いているのです。

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そして、なんと、このような激戦によってもたらされてしまった悲しき遺産を活用して、素晴らしいモノへと変身させることに成功した男性がいます!

金門島に在住する男性、呉さんは、掘り起こされる砲弾が高価で丈夫な素材から出来ていることに着目しました。

そして、考えてみた末に、砲弾から、素晴らしい「包丁」を作り出すことを始めたのです。

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中国が金門島へと打ち込んできた多くの砲弾は、もともとはいい素材なので、呉さんが作った包丁は、抜群の仕上がりとなりました。

そうして作り上げられた包丁は台湾国内はもちろん、中国人の間でも噂は広まっていき、またたく間に大人気になりました。

現在では金合利鋼刀というブランド名の専門店も立ち上がり、世界各国からこの包丁を求める人々がやってくるのです。

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しかも、呉さんは決して金儲けのためではなくて、砲弾から最高の包丁へと生まれ変わった金合利鋼刀の商品を、平和の象徴として捉えて欲しいということで値段は普通の包丁と同等に設定しました。

素晴らしい発想の転換ですよね。それに、世界的にも珍しい砲弾から生まれた包丁はかなり貴重です。

もし皆様が金門島へ訪れる時には、金合利鋼刀の包丁をお土産に考えてみてはいかがでしょうか。

ほかにはない、素晴らしいお土産になること間違いなしです!

この金合利鋼刀のエピソードのように、金門島における歴史や戦地文化は、これからも衰えることなく人々へと語り継がれるべき世界遺産候補地なのです。

 

6.澎湖石滬群

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澎湖(ポンフー)は、台湾本土から50キロほど西へ行った先にある離島の一つです。

小さな島々が集まって構成されていますが、そのうち人が生活しているのは19島ほどです。

年間平均気温23度の常夏で、しかも降水量も少なくカラリとしているため、台湾国民はもちろん世界各国の人々から愛されているリゾートアイランドです。島の周辺は珊瑚礁に囲まれています。

そんな澎湖には、古代から伝わる漁のための罠「石滬(シーフー)」が点在しています。

石滬は、潮の満ち退きをうまく利用した罠で、海の中に石を積みあげて、入り組んだ壁を作り上げ、侵入した魚を閉じ込めるという構造をしています。

そして潮が退いた時に罠にかかった魚を取る、という漁法なのです!

海のことをよく知り尽くしていないと、作り上げることのできない罠ですね。

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そしてとても面白いことに、この石滬の中には、ハート型にソックリな形をしたものが多くあるのです。

美しい青い海に、ハート型が浮かび上がっている姿が観光客にウケて、いまでは有名なデートスポットとしても知られています。

魚が取れるように試行錯誤されて出来上がった理想の形が、ハート型だなんて、なんだかロマンチックですね。

ちなみに、現在は現代的な漁業方法が採用されているために、現存の石滬は昔作られたものがそのままになっているだけで実際に漁に使用はされていません。

ただ、近年になって、観光客向けの石滬漁の体験などは、もしや島のために良いビジネスになるのではないか?というアイデアも出ているとの情報がありました。

もしかすると近いうちに、古代の石滬を用いた漁業を実際に体験することができるようになるのかもしれません!

それはきっと澎湖でしか味わえない貴重な体験になることでしょう。今後の澎湖島に、要注目ですね♪

 

7.屏東排湾族の石板屋集落

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屏東(へいとう)は、高雄よりもさらに南に位置する、台湾の南端の地域です。

その屏東には、排湾族(パイワンぞく)という台湾原住民が生活しています。

最近、何かと話題になっている台湾主席の蔡英文さんも、おばあさんがパイワン族の方なのですよ。

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そんなパイワン族の方々は、伝統的な石板屋造りの建造物を建てて、住居や集会所を築いてきた匠の手を持つ民族です。

石板屋造りというのは、山々の岩肌から石を長方形に切り抜いてきたパーツを用いて建造物を作るという方法です。

山々から長方形の石のパーツを調達するというだけでも大変そうですが、それを用いて建造物を作り上げてしまうなんて、すごいですね!

特に台湾の先住民族の中でも、パイワン族のみなさんは非常に器用で、アーティスティックな才能が有ると昔から言われているのです。

確かにパイワン族の皆さんの民族衣装は非常にオシャレでカッコイイデザインです!

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現在は、パイワン族のほとんどの方がコンクリート造りの普通の家に住んでいますが、パイワン族の方が生活する地域にいたるところに石板屋の遺跡が残っています。

また、現在パイワン族の住む普通の家にも、ひと目でパイワン族の住居だとわかる独自の文様などが描かれていることが多いです。

 

8.烏山頭ダム及び嘉南大用水路

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鳥山頭ダムは、台南市にある台湾最大の巨大なダム施設です!

この鳥山頭ダムは日本人の技術者、八田與一さんによって策定されたダムなのです。

日本人の私たちですらあまり存じませんが、現地台湾では、数々の工事を成功させてくれた日本人として語り継がれている偉人です。

そんな八田さんの記念像とお墓は、写真のように今でも台湾にあります。

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鳥山頭ダムは、工事におよそ10年もの月日を要した大工事でした。

完成したのは1930年で、それから90年近く経ちましたが今現在でも台湾の重要なダムとして大切にされ続けています。

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台湾の人々には、ダムと、八田さんに親しみを込めて「八田ダム」という名で呼ばれています。

日本人なら、ぜひその足を運んで実際に見ていただく価値のある場所ですよ♪

 

9.桃園台地の陂塘

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台北市から電車にゆられることおよそ40分。桃園国際空港もある街が、桃園(とうえん)地区です。

そんな桃園には、のどかで豊かな水場と、その水の恵みが育んだ美しい自然か織り成す景観があります。

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美しい蓮の花の群生地を始め、桃園には野鳥やその他の生物、植物などの生命が非常に豊かに育まれています。

現在でも約3000もの数の水辺が桃園にあり、世界遺産に登録される価値が大いにあるとして候補地にあげられています。

そして、これらの豊かな自然は、桃園の付近に暮らす人びとの心を日々、癒していますよ。

 

10.楽生療養院

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楽生療養院は、1930年に新北市の山奥に開院した、ハンセン病患者のための病院でした。

現在は、新たな病棟があって立派な総合病院として運営されています。

かつて台湾ではハンセン病は大きな問題となっていて、ハンセン病を患ってしまった人々は強制的にこの楽生療養院に隔離されていたという歴史があるのです。

現在も、台湾の歴史の重要な文化的遺産だとして、建物を残していこうという呼びかけが強く行われています。

しかし、残念なことに現在すでに建物の劣化が激しく、きちんと建物らしいと言えるのは、写真に写っているかつて売店だった建造物くらいです。

この先、なんとか保存状態が現状維持されていくことを願うばかりですね。

 

11.金瓜石集落

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金瓜石(チングァスー)は、台北の北部にある観光スポットです。

名前のとおり、日本統治時代から栄えた、金がたくさん採掘される宝の山でした。

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いまは、観光スポットとして整備されていて、実際に砂金を発見する体験や、金鉱山時代の世界にタイムスリップしたかのような雰囲気を楽しむことができるようになっています!

そして、金瓜石の観光スポットのなかでも声を大にしておすすめしたい場所が、金鉱山時代について学べる「黄金博物館」です。

この黄金博物館では、本物の特大な金塊が展示されていて、触ることが出来るんです。

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金塊の下に表示されている赤い文字は、この金塊の時価です。

実は筆者もこの金塊に触れた経験がありますが、不思議なものですね。金塊に触れるとやはり、ニヤッと笑みがこぼれます。

 

12.淡水紅毛城及び周辺の歴史建築群

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台湾でも有名なサンセットの名所、淡水(タンシュェイ)に、この立派な紅毛城(ホンマオチョン)があります!

1628年頃、台湾を拠点にしていたスペイン人が立てたお城の古跡であり、現在も当時の面影をありありと残したまま淡水の地にそびえ立っています。

紅毛城の紅毛とはなんだろう?と思った方に回答させていただきますと、スペイン人退廃後にこの城を管理したオランダ人のことを指しているという説があります。

髪の毛が赤いからオランダ人、という、昔の人の素直すぎる感性が伺えますね。

もちろんスペイン人が建城した当時はそんな名前ではなくて、セント・ドミニカ城という名前でした。

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そんな紅毛城は、台湾国内に現存する最古の建造物なのです!

城内はちょっとしたカフェや、資料展示室に改装されていて連日多くの観光客で賑わっています。

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サンセットの見える淡水の海も、紅毛城からすぐ近くにあります。

海風を感じることのできるレンガ造りのお城で非日常を味わえますよ♪

 

13.卑南遺跡及び都蘭山

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卑南遺跡(びなんいせき)は、台北から400キロ弱ほど離れた位置にある台東地域に存在している遺跡です。

およそ3000年ほど前に(日本で言うと新石器時代ころですね)築かれた、超大型集落の遺跡で、日本統治時代に偶然掘り起こされました。

また、この遺跡からは何千人もの人が埋葬されたあとが発見されており、かつて非常に栄えた集落であったということが推測されます。

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現時点では、まだ発掘作業が進行中であり、台湾国内で発見された最大級の先史的な遺跡として守られています!

観光展示用として整備もされていない、発掘真っ最中の現場まで見ることが出来るので、なんだか考古学者になった気分が味わえますよ。

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また、遺跡を展示するために文化公園として整備されているエリアもあり、台東駅から歩いて10分くらいの距離にあります。

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写真のように地面に月の破片がグサッと刺さったような不思議な「月形石柱」も人気の遺跡です。

非常に広い公園で、遺跡にゆかりある資料館や遺跡発掘現場を展示しています。とてもおだやかでのんびりとした場所です。

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そして、この遺跡から望むことのできる台東の神聖な山が「都蘭山(とらんさん)」です。

実際には、台東からおよそ20キロほど花蓮方面に進んだところに山があります。

この地域で、都蘭山は美しく聖なる山として崇められてきました。

現在では人々の心を癒す保養地として親しまれています。

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標高は約1200メートルほどで、登るにつれて青く美しい太平洋を望むことができます。

聖なる山から、美しい太平洋を望めるなんて、贅沢すぎる瞬間ですね!

人々が崇めるほどの良い山だ、ということがよくわかります。

また、都蘭山に魅了された多くの人びとがこの山の地域で芸術活動をしたり、カフェや民宿を開いているので、観光として訪れても本当に楽しい山ですよ!

 

14.太魯閣国家公園

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太魯閣国家公園(タロコこっかこうえん)は、台湾の花蓮(ホアリェン)地方に存在している秘境の地です。

高さ1000メートル以上にも及ぶ大理石の渓谷が一帯を形成しており、大迫力の自然を感じることができます!

太魯閣渓谷は、太魯閣地域を流れる立霧渓(リーウーシ)という名前の河川が、長い年月を重ねて大理石の巨大な岩盤に侵食してできた、自然の造形美です。

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正直、台湾には素敵な絶景スポットが数多く存在していますが、そんな中でもここ太魯閣はずば抜けて最強の絶景スポットだと言える場所です。

仙人の一人や二人に遭遇しても不思議ではないという気になるほど、神秘的で幻想的で、迫力ある公園です。

そしてこれだけ秘境の地なら、アクセスも難しいのではないかという印象を受けますが、実は花蓮駅からバスが何本も運行していて一時間ほどで入場することができるのです。

時間に忠実に行動すれば、台北から日帰りすることもできる場所です。

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9万2000ヘクタールもの広大すぎる敷地面積があるので、何もかも見てまわろうとすると時間とかなりの体力を要します。

中には、落石懸念のためにヘルメット着用で歩くべきスポットもあって、まさにアドベンチャー体験になるので、あらかじめ入口付近のビジターセンターでコースを考えておくといいですね。

そして、公園内には見所ごとにいくつかのバス停が存在していて、各駅停車のバスが運行しているのでうまく利用してください。

タロコ公園内の、天祥というスポットでは観光客のお腹を満たす食堂や民宿が集中しています。

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アドベンチャーに出る前に、天祥で、お腹を満たしておくといいですよ♪

 

15.棲蘭山ヒノキ林

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棲蘭山(チィランシャン)は、桃園・新竹・宜蘭の三つの地域にまたがって存在している超巨大なヒノキの密林です!

これでもかというくらいに、巨大な檜たちが人びとを迎えてくれていて、なんとなかには樹齢1000年を超えている大木まで存在しています。

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主に生息している檜は、台湾檜と紅檜だということですが、もちろん檜以外の植物も豊富に生息していて、心地よいアドベンチャー・ハイキングを楽しむことのできるスポットです。

棲蘭神木園という、観光客向けに整備された区域では、100ほどの林道があって、どういったコースを行くかによって入場料が変動します。

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そして、だいたい初めて訪れた場合は、ボランティアガイドの人に着いていくようにすると迷うこともなく檜の森を満喫できますよ。

長い歴史の中で育まれたヒノキの森は、本当に見たこともないような神秘的な世界をあなたに見せてくれるでしょう。

また、遊歩道の作りも心なしか非常に遊び心があって、歩く人をアドベンチャーへと誘ってくれているようなワクワクする道が多いです。

 

16.大屯火山群

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台北からおよそ15キロ離れた場所に位置する火山が、大屯火山群です。

この火山群が成す温泉には、台湾の誇る新北投(しんぺいとう)温泉なども含まれているんですよ!

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大屯火山は標高およそ1090メートルほどで、東西に20キロメートルほど、南北に22キロメートルほどの広がりを見せます。

この大屯火山地域が織り成す景観は、台湾が誇る名所ばかりで、最高の景色と温泉をいっぺんに楽しめてしまう極楽として人びとの保養地となっています。

台湾の温泉は日本とはちょっと違ったスタイルで、水着を着てまるでプールのように男女混浴で楽しむスタイルの場所が多いです。

そこへ日本人がまざって、一緒にわいわいし始めたところで気に留める人はいないでしょう。

あなたもぜひ水着持参で、台湾の火山が生んだ最高の温泉を楽しんでみてくださいね!

 

17.澎湖玄武岩自然保護区

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澎湖玄武岩自然保護区とは、澎湖諸島に存在する、幻想的な奇岩が織り成す景観のことです!

溶岩が海に流れ出して、そして海水に冷やされたことによってまるで巨大な柱のような奇岩になりました。

そしてそのような柱がやがて群となって、ついに写真のような不思議で美しい造形を生み出したのです。

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こういったように、摩訶不思議で、しかしとても神秘的な景観が、自然保護区として人々から愛されています。

まるで大地から現れた巨大な魔法の壁のようです!

こんな壁を生み出してしまう自然の力の偉大さを、感じずにはいられませんよね。

 

18.玉山国家公園

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玉山(または新高山)は、台湾で最も標高の高い険しい山です。その標高は3,952mにも及びます!

南投・花蓮・高雄・嘉義(カギ)の四つの県にまたがって存在していて、アジアをはじめ多くの登山愛好家に挑まれる山です。

素晴らしく偉大な玉山ですが、1982年に玉山を中心とした周囲10キロメートルほどの範囲を国立公園と指定されました。

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ご覧のとおり、公園とは言え「富士山よりも高く巨大な山」ですので軽い気持ちで挑める場所ではないですね。

登山をする場合は一日に入山できる人数制限が有り、一日92人までの制限が設けられています。

また、登山するためには必ず登山者登録も必要になります。

そして玉山は、登山者を安全に導いてくれる登山道が非常にわかりやすく整備されているのがありがたいポイントです!

富士山よりも高い山の中を整備してくださったなんて、とんでもなく骨の折れる仕事だったのではないでしょうか。

昔の人々に深く感謝して、いつか登頂してみたい非常に価値のある山です。

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小さな島国でありながら、こんなに偉大な山を育んだ台湾の自然の力、本当におそるべしですね!

 

台湾の世界遺産候補地18ヶ所まとめ

みなさま、お疲れ様でした!いかがでしたでしょうか?

今回は台湾の世界遺産候補地18ヶ所まとめをご紹介させていただきました。

ご覧頂いたように、台湾には驚く程に美しく、迫力のある素晴らしい遺産がたくさんあるのですね。

いまだ世界遺産として登録されるための長い道のりは続いておりますが、間違いなくどれも地球の素晴らしき宝ものになり得る遺産ばかりだったでしょう。

まずは、多くの人がこれらの遺産の存在を知ることでも、世界遺産登録への大きな一歩になるかもしれません。

ぜひみなさまも、これらの台湾の遺産に感動したなら、ご家族や知り合いなどたくさんの人々に台湾の世界遺産候補地18ヶ所についてお話してみてくださいね♪

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