戦争が遺した歴史と遺産!広島にある世界遺産2ヶ所まとめ

みなさまは、「広島県」と聞いてどのようなものを思い浮かべるでしょうか?

広島県は、爽やかな瀬戸内海に面している、中国地方に位置する都道府県のひとつです。

面積はおよそ8,479.47km²ほどで、工業(自動車産業)・商業が盛んでありながらも、海と山の豊富な自然の恩恵も受けていて、さらに農業・漁業もまた栄えています。

どの分野においてもうまく繁栄している素晴らしい土地であることから「日本国の縮図」とも呼ばれているのですよ♪

そんな素晴らしい広島県には、現在2ヶ所の世界遺産が存在しているのです。

今回は、皆さまに、広島県にある2ヶ所の世界遺産とは一体どのような遺産であるかを、ご紹介させて頂きたいと思います。

これから、広島県にある2ヶ所の世界遺産について一緒に見て行きましょう。

 

広島県にある世界文化遺産2ヶ所とは?

かつて安芸国(あきのくに)の名で日本にその存在感を示していた広島県は、日本人にとって決して忘れられることのない様々な歴史が繰り広げられてきた場所です。

現在、広島県に存在している2ヶ所の世界文化遺産には、まさに広島県で起こった重大な出来事や、広島県で育まれた文化が色濃く反映されているのですよ!

知る価値・見る価値にあふれている広島県の世界文化遺産2ヶ所とは、果たしてどのような世界文化遺産なのでしょうか。

これから皆様とご一緒に、広島県にある2ヶ所の世界文化遺産についてたっぷり見て行きたいと思います。

それでは、さっそく、広島県にある2ヶ所の世界文化遺産について見ていくことにしましょう。

 

1.原爆ドーム

日本人がその歴史の中で最も忘れがたい、悲しく切なく、されど非常に貴重な世界遺産が広島県の広島市中区大手町1丁目に存在しています。

その世界遺産の登録名は『原爆ドーム』。正式名称を、広島平和記念碑と言います。

広島平和記念碑は、今から72年ほど前に勃発していた第二次世界大戦(太平洋戦争)末期ころの1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、アメリカ軍によって日本の広島市に対して投下された核兵器「リトルボーイ」によって焼けてしまった建造物です。

また、この出来事により当時の広島市の人口35万人(推定の数)のうち9万から16万6千人ものたくさんの人々が被爆してから2〜4ヶ月以内に死亡したと記録されています。

日本が永遠に忘れ去ることのできない、日本の歴史史上最悪ともいえる歴史が、この被曝です。

そして、その当時の出来事を鮮明に、世代を問わず人々へと伝えてくれているのがまさにこの広島平和記念碑なのです!

広島平和記念碑は、こういった第二次世界大戦の激動の時代背景を有することから「負の世界遺産」と認定されております。

皆様は、この「負の世界遺産」という言葉を耳にしたことがありますでしょうか?

負の世界遺産(ふのせかいいさん)とは、世界遺産に登録されている資産のうち、特に「人類が犯した悲惨な出来事を伝え、そうした悲劇を二度と起こさないための戒め」となるような物件のみが該当する悲しくも、人類に必要な遺産です。

悲しく辛い歴史だからといって忘れてしまっては、また過ちを繰り返してしまうかもしれませんものね。

たしかにこうした負の世界遺産が次世代へと残されていくことによって、悲劇を二度と起こさないための戒めとなってくれることでしょう。

原爆ドームは、もともとは広島県内の様々な物産を展示するために広島県物産陳列館として建設された建造物であり、原爆が投下された当時は広島県産業奨励館と呼ばれて親しまれていました。

今では広島市の代表的な存在と言えるほど有名な場所になっており、毎年夏が来ると、この場所で人々があの日の恐ろしい出来事へと思いを馳せ、平和な未来へと祈る光景が、日本全国のテレビ放送で流れます。

また、日本全国の中・高生の修学旅行の見学地としてもよく選ばれる傾向にあるため、付近では学生服を着た生徒たちの姿もよく見かけるでしょう。

あまりの凄惨な出来事の歴史に、様々な思いや、辛さを感じる事はもちろん御座いますでしょう。

しかし、やはりこの原爆ドームは日本人ならば必ず一度は足を運ぶべき場所と言えるかもしれませんね。

原爆ドームへは、JR広島駅から路面電車(広島電鉄)に乗ると便利にアクセス可能です。

2号線「広電宮島口」行き・「広電西広島」行き、もしくは6号線「江波」行きに乗り、いずれも「原爆ドーム前」という駅があるのでそこで下車していただくとすぐに到着となります(所要時間およそ20分)。

 

2.厳島神社

厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、広島県の西部にある廿日市市(はつかいちし)の厳島(または宮島)に存在している神聖な神社です。

日本全国に約500社点在している厳島神社の総本社であり、景観があまりにも美しいことから日本三景としても有名なのです。

通年、あちらこちらから様々な観光客・参拝客が多く訪れたり著名な政治家などが訪れたりと何かと賑わっている神社です。

日本神話の女神であり水の神とされている市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)が祀られています。

また、この三体の女神たちは日本神話において宗像三女神(むなかたさんにょしん)と呼ばれています。

太古の昔から、宗像三女神は海上の守り神として信仰されてきた由緒正しき神様たちなのです。

広島の厳島神社のように、美しく清らかな海と、社殿とが融合しているかのような神社に、海上の守り神様たちがいると思うとなんだかとてもロマンチックな印象を受けますね。


やがてかつての日本では宮島に宗像三女神を祀るための場所を探すこととなり、当時この宮島を治めていた佐伯鞍職(さえきのくらもと)にその任務が命じられました。

鞍職は神様が天界から連れてきたといわれる神鴉(ごからす)に導かれながら、さまざまな島を巡り、現在の厳島神社がある厳島を選んで社殿を建てたという伝説があります。

また、実際に厳島神社を建造し始めたのは、推古天皇が即位した年である593年だと伝えられていて、さらにその後、数百年を経てかつて安芸国(あきのくに)とよばれた広島一帯を取りまとめる安芸守となった平清盛(たいらのきよもり)によって、寝殿造の様式を取り入れた社殿へと改築されました。

厳島神社に対する人々の崇敬心は現代まで続き、平家から源氏の世の中へと時が移ろいでもなお、変わることはなく、室町時代の足利尊氏や、戦国時代の大内家、毛利家などの歴史的な要人たちにも強く崇拝されてきた素晴らしい神社なのです。

厳島神社の最大の魅力ともいえる美しい社殿は、参拝ルートが定められており、見所に困ることなく社殿を歩いて見ることができます。

他の神社では見られない独特な回廊の作りと、身近に感じられる海と、そして、神様とばったり遭遇してしまうのではないかとさえ思えるほどに厳かで神秘的な雰囲気があなたを待ち受けています。

また、暦に合わせて、歳旦祭 (1月1日)、二日祭 (1月2日)、桃花祭 (4月15日)、桃花祭御神能 (4月16日-18日)、推古天皇祭遙拝式 (5月18日)、玉取祭 (旧暦7月14日)、天長祭 (12月23日)、鎮火祭 (12月31日)などの年間いくつかの催し事も行われていますから、訪れる際には厳島神社のスケジュールもぜひチェックして行かれることをオススメします!

また、厳島神社には、小桜韋黄返威鎧(こざくらがわきがえしおどしよろい)、紺紙金泥法華経入蓮花蒔絵経函、彩絵檜扇などなどの日本が誇る素晴らしい文化財も数多く収蔵されています。

神社に付属している宝物館という施設で多くの貴重な展示物を見ることができますよ!

厳島神社と、宝物館はそれぞれ見学料は大人300円なのですが、入り口で購入できる共通券は500円で買うことができます。

こんなに素晴らしい神社と、非常に貴重な国宝をたっぷりと見ることができてワンコインとは、本当にありがたい限りですね。

宮島までは、連絡船で数十分で入島することができます。厳島神社には駐車場がないので、公共の交通機関を利用されることをオススメします。

 

広島県にある世界遺産2ヶ所まとめ

今回は、広島県にある世界遺産2ヶ所についてご紹介させて頂きました!

いかがでしたでしょうか、きっと様々なことを感じていただけたのではないでしょうか。

広島県には、日本人にとって印象深い非常に歴史と価値のある世界遺産が2ヶ所も存在しているのですね。

きっとこれから先も、広島県にある2ヶ所の世界遺産は私たち日本人にたくさんの物事を語りかけ、たくさんのことを考えさせ続けてくれることでしょう。

 

スポンサーリンク

  • facebookシェア
  • twitterツィート
  • はてなブックマークはてブ
  • Google+Google+
  • RSSRSS
  • PocketPocket
サブコンテンツ

このページの先頭へ